
「格安スマホや格安SIMに興味があるけど、会社がたくさんあって、どこのSIMがいいのか分からない。」
こんな風に思ってていませんか?
確かに、au、ソフトバンク、docomoと違って、格安SIMの会社は、たくさんあります。
しかも周りに使っている人が少ないので、自分で情報収集するしかありません。
私もSIMを契約する前、たくさんの格安SIM会社を検討しました。
でも、その時躓いたのが、「SIMカードの種類によって何が違うのか」「どこに目をつけて選んでいいのか」。
まったく分からなかったんですよね。
でも結論から言うと私は、楽天モバイル 、主人はmineo を選びました。
2年経った今でも、その選択に間違いはなかったと思っていますし、友人にもおすすめしているぐらいです。
でも、もしかすると、「電話をちょこちょこ掛ける」というあなたには、もっと合ったSIMがあるかもしれません。
格安SIMのことをたくさん調べて、実際2年以上使って思うのは、SIMを選ぶ最大のポイントは、
- 速度の速さ(ネットの繋がりやすさ)
- 安さ
- オプションの充実
- サポートの充実
だと感じます。
ここでは、これらのポイントに注目して、格安SIMを比較検討していきたいと思います。
でもその前に、そもそも、お持ちのスマホ端末はどのSIMカードに対応しているのでしょう?
まずは、それをチェックする必要があります。
すぐ読みたいときの見出し
お持ちのスマホ端末と合う格安SIMは?
大きく分けてdocomo端末が使えるSIMと、au端末が使えるSIMがある

これから格安SIMに乗り換えて、使おうと思っている端末は、docomo端末ですか?au端末ですか?Softbank端末ですか?
もしかすると、今お持ちの端末によっては、使えないSIMもあるかもしれません。
下には、「SIMロック解除」というややこしい手続きをせずに、お持ちの端末に対応しているSIM会社をそれぞれ載せてみました。
格安SIM会社 | 使える端末(※) |
楽天モバイル |
docomo端末 |
mineo ![]() |
docomo、au端末 |
Y!mobile端末(自社の回線を利用) | |
au端末 | |
docomo、au端末 | |
docomo端末 | |
docomo、Softbank端末 |
※すべての会社でSIMフリー端末も使用可能です。
こうしてみていくと、docomo端末がほとんどのSIMに対応していますね。
一方、au端末なら3択、Softbank端末は、通話もできる音声SIMを出しているのは、b-mobileだけです。
もし、新しい端末を買う予定があれば、docomoの端末かSIMフリー端末を用意したほうがよさそうですね。
気になった会社のSIMがあれば、スマホの動作確認をしよう
どの端末を使うかによって、選べるSIM会社が限られてくることが、お分かりいただけたと思います。
でも残念ながら、古すぎるスマホ端末などは、SIM自体に対応していない可能性があるんです。
念のため、それぞれのページで、使う予定の「スマホ端末」がそれぞれの「SIM」に適合するかを確認しておきましょう。
- 楽天モバイル→対応端末 から
- mineo→対応端末(docomoプラン)、対応端末(auプラン)から
- ワイモバイル→
対応端末から(ぺージ真ん中の「ワイモバイルSIM動作確認済みiPhone」→「その他、詳細」からiphone以外の端末も確認できます)
- UQモバイル→対応端末から
- BIGLOBE→
ページ中ほど「動作確認端末」から
- LINE mobile→対応端末から
- b-mobile→
対応端末から
これで準備完了。
お持ちの端末で使えるSIMが絞り込めたところで、それぞれSIMの性能について見ていきましょう。
①速度が早く出る格安SIMは?
まず、auなどのキャリアスマホから、格安SIMに変えるときに気になるのが
「速度は落ちないの?」というところですよね。
「肝心な時につながらないと困るんだけど…。」と不安に思われていると思います。
そこで、速度の速さを下の表にまとめてみました。
SIM会社 | 速度 |
楽天モバイル | 〇 |
mineo![]() |
〇 |
◎ | |
◎ | |
△ | |
〇 | |
〇 |
※自身や夫、友人の格安SIMで試した結果と、ネットでの評判を5つ以上合計して平均を出した評価です。
この表を見て、「なんだ、すごくざっくりだな。」とガッカリされたかもしれません。
でも実際、いつも「楽天モバイル」と「mineo」を使っている身からすると、「速度は、使う時間帯や場所によって変わる」と言わざるを得ないんです。
友人は「楽天モバイルは、あまりつながらない」と言っていますが、逆に私は「楽天モバイルは繋がりやすい」と思っています。
あるサイトでは、毎週、それぞれの格安SIMの速度を計測していますが、毎週順位はコロコロ入れ替わっています。
このように、auやSoftbankやdocomoと同じで、「繋がりやすい場所もあるけど、繋がりにくい場所もある」ので、一概に「このSIMが絶対につながりやすい!」とは断言できないのです。
でも、周りで格安SIMを使っている友人が口をそろえて言うのが、「「ワイモバイル」や「
UQモバイル」は、別格だ!」「キャリアと変わらないほど繋がる!」ということ。
実際、ネットでの評判も、飛びぬけています。
繋がりやすさを重視するなら、このどちらかを検討するといいでしょう。
では次は、「どのSIMが安いのか。」ということを検証していきましょう。
②安い格安SIMカードはどれ?

ここでは、音声SIM(※)の(高速通信)容量について、見比べてみたいと思います。
※電話とネットができるSIM。auなどから乗り換える場合、ほとんどの人がこれを選びます。
↓横にスクロールしてみてください。
0GB | 500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 3.1GB | 4GB | 5GB | 6GB | 7GB | 8GB | 10GB | 12GB | 14GB | 20GB | 30GB | |
楽天モバイル | 1,250 | 1,600 | 2,150 | 2,960 | 4,750 | 6,150 | ||||||||||
mineo ![]() |
1,400 | 1,500 | 1,600 | 2,280 | 3,220 | 4,680 | 6,600 | |||||||||
mineo ![]() |
1,310 | 1,410 | 1,510 | 2,190 | 3,130 | 4,590 | 6,510 | |||||||||
|
1,980 (2,980) |
2,980 (3,980) |
4,980 (5,980) |
|||||||||||||
(14か月目以降は()内料金に)) |
1,980 (2,980) |
2,980 (3,980) |
4,980 (5,980) |
|||||||||||||
1,400 | 1,600 | 2,150 | 3,400 | 5,200 | 7,450 | |||||||||||
1,690 | 2,220 | 2,880 | 3,220 | |||||||||||||
990 | 1,490 | 1,990 | 2,490 | 2,990 | 3,490 | 3,990 | 4,490 | 5,490 | 6,190 | 6,890 |
※通常選ばれるプランを抜粋。楽天モバイル(組み合わせプラン)、UQモバイル→おしゃべりプラン・ぴったりプラン、ワイモバイル→スマホプラン S/M/L、LINEモバイル→コミュニケーションフリープラン、bmobile→990JUST FIT SIM
「この表を見ても、毎月、どれぐらい使うのかわからないな。」と思われるかもしれません。
その場合は、今の通信料を確認してみてください。
確認は、ショップやお持ちのケータイ(スマホ)で確認できますよ。
「確認の仕方がわからない」という場合は、とりあえず「通信容量は何GBがおすすめ?」を参考にしてみてくださいね。
表に戻ってみてみると、ワイモバイル、UQモバイルは、通信速度が最高級な代わりに、値段は少しかかってしまう印象です。
それぞれ3年目、26ヶ月目以降には、データ容量が半分になることにも注意しましょう(500円のオプションでデータ容量2倍にすることも、可能です)。
「通信速度よりも安さ重視!」
なあなたには、「mineo 」「楽天モバイル」「LINEモバイル」がおすすめ。
- mineo
→月額使用料が割引になるお得なキャンペーンをしていることが多いから。確認はmineo
トップページで
- 楽天モバイル→楽天カードでポイントがたまるから。支払いにポイントを使うこともできるから。
- LINEモバイル→ここで紹介している「コミュニケーションフリープラン」は、データ量を消費することなくLINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICを使用することができるから。
③オプションが充実している格安SIMはどれ?
データ繰り越しや家族でシェアができる格安SIM

もし、ご夫婦や家族で格安SIMに乗り換えようと思われているなら、データシェアがあるかどうかは、結構重要なポイントになってくるんじゃないでしょうか。
では、「データシェア」ができるSIMはどれか、見ていきたいと思います。
また地味に重要な、「データの翌月繰り越し」ができるかどうかもあわせて見ていきましょう。
データシェア | データ翌月 繰り越し |
|
楽天モバイル | ○(有料オプション 100円) |
○ |
mineo ![]() |
○ | ○ |
×(有料でシェアできるが、高い) | × | |
△(有料でシェア可能) | ○ | |
△(データプレゼント 制度あり) |
○ | |
× | ○ | |
△ | × |
こう見ると、データシェアを考えているなら、「楽天モバイル」か「mineo 」を選ばれるのがおすすめですね。
でも、無理にデータシェアを選ぶ必要はないかもしれません。
データシェアはないですが、「UQモバイル」は家族割を使うと、毎月500円も割引がされます。
データ繰り越しもできるので、夫婦で乗り換えると、とってもお得になるからです。
電話代がお得になるのはどこ?
どのSIMも、アプリを入れると、10円/30秒で電話回線を利用できます。
そこで今回は、各社一律の電話回線ではなく、通話オプションで、各SIMを比較していきたいと思います。
電話かけ放題オプション | |
楽天モバイル |
|
mineo ![]() |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
もし、お店へ電話をちょこちょこかけるというなら、「UQモバイル」や「ワイモバイル」がおすすめです。
どちらも無料通話分がプランの中に含まれているからです。
UQモバイル→プランの中に無料通話コミコミ。「5分かけ放題」か、60分などの無料通話(2GBプラン)を都合に合わせて選べます。
ワイモバイル→同じくプランの中に無料通話コミコミ。「10分かけ放題」がついてきます。
こうみると、ワイモバイルの「10分かけ放題」付きは魅力ですね。
よく電話をかける人なら月1,000円で国内通話かけ放題になるので、ワイモバイルは最有力候補でしょう。
④サポートが充実している格安SIM会社はどこ?

SIM会社 |
問い合わせ対応・ |
楽天モバイル | △ |
mineo ![]() |
◎ |
◎ | |
○ | |
△ | |
△ | |
△ |
※自身や夫、友人の格安SIMで試した結果と、ネットでの評判を5つ以上合計して平均を出した評価です。
残念ながら△のSIMは、繋がりにくかったり、サポートの人によってばらつきがあるという結果になりました。
ここが格安SIMの難点の一つ。
安いので仕方ないところもありますが、もう少しサポート体制を頑張ってほしいところです。
でも、その中でも口コミが良かったのは、Y!mobileとmineo。
ワイモバイルは店舗も多いし、サポート体制にはとっても力を入れています。
mineo は、利用者数も多いため、わからないことは検索すれば出てくることが多いです。
また、「マイネ王」という掲示板で質問をすれば、mineoユーザーが答えてくれるので、とっても便利。
「サポートセンター」は頻繁に利用するわけではありませんが、何かあったときの問い合わせ対応って地味に重要ですよね。
どちらのSIMにしようか迷った時の一つの判断材料になると思います。
全てを兼ね備えた最高のSIM。比較の結果、ランキング評価は?
1位 mineo~サポート充実。すべてが平均点を超える~

【au系、docomo端末がそのまま使用可能】
mineoは速度、値段、オプション、何をとっても平均点以上をたたき出している、バランスのいいSIMの一つです。
今や日本で2番目にシェアされているmineoですが、その魅力からかグングン契約者が増えています。
速度や値段の安さは、「楽天モバイル」「LINEモバイル」と似ていますが、
mineoが一歩リードしているところは、
- 月額料金が安くなるキャンペーンをしていることが多い(例:月額基本料金から900円割引×6か月など)
- 「マイネ王」というコミュニティサイトで、わからないことをすぐ質問できる
ことがあるからです。
コスパが最高だったので、主人にはmineoにしてもらったのですが、始めは格安SIMを嫌がっていた主人も、今は文句を言うことなく使ってくれています(笑)。
現在のキャンペーンは公式サイトをcheck➥【公式サイト】mineo
- キャンペーンがあればとってもお得!
- データを使い切ってもフリータンク、パケットギフトでパケットがもらえる
- コミュニティサイトで分からないことを解決しやすい
- 早く解約してしまったら、転出手数料が高い(12カ月以内に転出で12,420円)

2位 楽天モバイル~利用者数No.1の人気SIM~

【docomo端末がそのまま使用可能】
数ある格安SIMの中でも、シェア数No.1なのが「楽天モバイル」です。
「楽天市場」をよく利用する人は、「楽天モバイル」と「楽天カード」を持っていたら、ポイントがザクザク貯まります。
しかも、貯まるだけじゃなくて、月々の料金を「楽天ポイント」で支払うこともできるのが嬉しい。
私も実際ポイント払いを設定しているのですが、「期間限定ポイント」で余計なものを買ってしまうことも減りました。
➥クレジットカード苦手な主婦が、楽天カードだけは持ち続けている…その最大の理由とは?
2年前「楽天モバイル」に変えたのですが、総合的に大満足で、端末の機種変更時も楽天モバイルを引き続き使っています。
問題点をあげると、問い合わせ対応がちょっと微妙…。と、地下はたまにアプリが開けないことがある…。
どちらも頻繁ではないので、総合的には満足しているSIMです。
➥ 楽天モバイル エントリーとお申込で、ご契約中楽天市場でのポイントが、ずーっと2倍!
- 楽天ポイントがたまりやすい
- 端末とセットで購入ならかなりお得
- 電話かけ放題オプションがやや高め(かけ放題月2,350円)
- 問い合わせがつながりにくい

3位 UQモバイル ~サクサク動いて繋がりやすさ抜群~

【au端末がそのまま使用可能】
Y!mobileと料金プランなどが似ているUQモバイル。
問い合わせの繋がりやすさなどはYmobileが一歩リードしている印象ですが、UQモバイルの方が上位に挙がった理由は、
- キャッシュバックでお得になることが多い(ネット申し込み
>>UQモバイルの今日のキャンペーンはこちら)
- データの翌月繰り越しがある
- auの端末がそのまま使える
ところ。
「できるだけ安定した速度の出るSIMで、端末の値段を安くしたい」
という場合は、UQモバイル一択になるのではないでしょうか。
➥【公式サイト】UQモバイル
- キャッシュバックキャンペーン豊富(例:サイト申し込みで13,000キャッシュバック)
- 5分などの無料通話付き
- 速度が安定して早い
- 他の格安SIMに比べると少し高め
4位 LINEモバイル ~SNSのヘビーユーザーにおすすめ!~

SNSをよく使う人なら、ラインモバイルは最大の候補になるでしょう。
「データ量を消費せず、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICが使用できる」プランというのは大きな魅力です。
そして実は、LINEモバイル、ほかの格安スマホでできないことができるんです。
それは、「ID検索」。
格安スマホだと、「年齢認証」が行えず、友達の「ID検索ができない」んです。
「ふるふる」はできますが、「ID検索」ができなくて困ったシーンは2,3回ありました。
でも、格安SIMの中でも「LINEモバイル」だけは、LINEの「年齢認証」ができて、「ID検索ができる」という他とは違ったメリットが受けられます。
➥【公式】LINEモバイル
【docomo端末がそのまま使用可能】
- データ量を消費せず、LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSICが使用できる
- 通話オプションがお得(10分かけ放題が月880円)
- 早く解約してしまったら、転出手数料が高い(12カ月以内に解約で9,800円)
5位 Y!mobile ~唯一独自の回線を使用しているので早い!~

【Y!mobile端末が使用可能】
Y!mobileがここで紹介した他のSIMと違うのが、唯一「格安SIM」とはいえ、自社の通信回線を持っていることです。
そのため通信速度や繋がりやすさは抜群です。
また、プランに10分の無料通話がついているのも大きな魅力。
少し残念なのは、Y!mobileのSIMは、基本的にY!mobile端末か、SIMフリー端末しか使えません。
端末も買いなおす予定であれば、Y!mobileは有力候補かもしれません。
- 通信が安定して早い
- 10分の無料通話付き
- 問い合わせ対応が良い(店舗数が多いので、安心)
- 家族割で2台目以降500円割引
- 他の格安SIMに比べると少し高め
- 今お使いの端末を使えないことが多い
6位 BIGLOBE ~YouTubeをよく見る人にオススメ~

【au、docomo端末がそのまま使用可能】
BIGLOBEモバイルの売りはなんといっても「エンタメフリーオプション」。
月額480円(音声SIM)のオプションを付ければ、 Google Play Music、 Apple Music、 AbemaTV、 Spotify、 AWA、 radiko.jp、 Amazon Music、 U-NEXT、 YouTube Kids、YouTubeなどが見放題なんです。
旦那が「電車でYouTubeを見たら、通信制限かかりそうになった…。」なんて言っていましたが、BIGLOBEモバイルでオプションを付けると、通信制限を気にすることなくYouTubeを楽しむことができますね。
➥【公式】BIGLOBEモバイル
- キャッシュバック特典がある場合あり
- 月額480円(音声SIM)で、動画や音楽を見放題
- 全国のBIGLOBE Wi-Fiスポットで、無料でWi-Fiを利用できる
- 場所や時間によるが、通信速度が安定しないこともある
7位 b-mobile ~Softbank端末ならこれ一択~

【docomo、Softbank端末がそのまま使用可能】
Softbankのスマホがそのまま使える音声SIMがあるのは「b-mobile」だけです。
また、SoftbankSIMが使える「990JUST FIT SIM」は、使った容量によって金額が変わるので、あまりネット接続しない人には、かなりお得です。
逆に、3GB以上使う人は他のSIMの方がお得かもしれません。
➥【公式】b-mobile
- 唯一、ソフトバンクの端末をそのまま使用できる通話SIMがある
- シェア率が低いので、わからないことを検索しにくい
【↓端末を購入予定ならこちらへ】
【↓乗り換えまでの手順ならこちら。(楽天モバイル以外を選んでも、参考になると思います。)】