
被害が急増しているネット通販詐欺。
実は先日、家族がネットショッピングをしていた時に、詐欺にあってしまいました。
【詐欺にあった話と、お金を取り戻すまでの記録はこちら】
とてもつらい思いをしましたが、残念ながら、詐欺サイトはまだたくさんインターネット上に残っているのが現状です。
うちが騙されたサイトも、私たちが警察に連絡した後も、しばらくはのうのうと残っていました。
今はサイトごと消されていますが、また違うサイトで、より本物に近く、より巧妙な手口で、次の獲物を今か今かと狙っていることでしょう。
そんな中、私たちは自分で、ネットショッピングをするときに、きちんとしたサイトかを取捨選択する必要が出てくるでしょう。
そんな時に最大限できる対策をあげてみました。
すぐ読みたいときの見出し
ネット通販詐欺に合わないためにできること
まずは立ち止まる

詐欺にあわないために絶対したい対策。
それはまず、初めて利用するサイトで買う前に、「ここで買っていいのかな?」といったん立ち止まる癖をつけることです。
【↓立ち止まってチェックするポイントはこちらに詳しく書きました。】
当たり前のことのようですが、「つい」衝動買いしてしまうこともあったり、これを実践するのは一番難しい事だと思います。
いつも買っているようなサイトなら、ある程度安心ですが、初めて買い物をするサイトには十二分に気を付けたいところ。
万が一、そのサイトで注文してしまったら、幸運にもお金が返ってきたとしても、個人情報を悪用されることに怯えて暮らさなければならないからです。
そうならないためにも、名前や住所を入力する前に、「あれ?ここに入力していいのかな?」と、いったん立ち止まることを癖付けましょう。
詐欺サイトは一見、普通のサイトと変わらない見た目をしていますし、大手サイトのふりを装っている場合だってあります。
他にはない商品や、安い商品を見つけたら、無くならないうちに…とすぐに飛びついてしまいたくのもわかります。
でも、特に大きな買い物をする際には、一旦立ち止まって家族や友人に相談することをおすすめします。
それが、詐欺に気づく大きなきっかけになってくれることでしょう。
ネットショッピングは大手で

実は、価格.comで最安値を探しているときに出てきたサイトで買って詐欺にあったという事例もありました。
価格.comは店舗を抱えている店ではないので、基本的にいざというときでも保証してくれません。値段が安い店にとんだ時点で自己責任になります。
※例外的に価格.com安心支払いにしていると返金されるケースもあります。
どうしても安い店で買いたい!という場合は、その店で買った人の評価や口コミが出ている場合があるので、そこをしっかりチェックするようにしましょう。
でも、ネット通販詐欺に合いにくくするためには、ネットショッピングはなるべく使い慣れた大手ですることです。
おすすめは誰でも知っている楽天市場、Amazonです。
なぜなら、万が一商品が届かなくても、大手サイトがきちんと負担してくれるからです。
実際Amazonで本を頼んだけれど、商品がいくらたっても届かなかったことがありました。不安で、Amazonに連絡したところ、間に立ってきちんと返金してもらうことができました。
ただ、大手サイトでも詐欺サイトの可能性もないとは言い切れません。
大手サイトに詐欺サイトがまぎれていることもありますし、そもそも大手サイトに似せて作りこまれているサイトだってあります。
そのため、商品を買う前は、ここに書いてあるチェックポイントをしっかり確認して買うようにするのがおすすめです。
クレジットカードは補償のついているものを利用しよう

カード会社によっては、不正利用保証はついていても、「インターネットにおける不正利用は保証対象としない」というところも多くあります。
いつもインターネットショッピングで使っているクレジットカードについている補償内容を確認してみましょう。
その際、「不正利用された日から何日までだったら保証されるのか」ということも注意して見ておいてくださいね。
【↓インターネットにおける不正利用にもきちんと対応していて、私も持っているカード】
インターネットセキュリティを入れよう(必須)

「インターネットセキュリティソフトをダウンロードする。」
これはウイルスに合わないために必須なので、もうパソコンには実行済みかもしれません。
ワンクリック詐欺のようにそもそも怪しいサイトをクリックしようとすると「このサイトは危険です」と警告が出を出してくれます。
でも、普段ネットショッピングに使うのってスマホが多くないですか?
実はセキュリティソフト、パソコンだけでなく、スマートフォンにも必須です。
「フリーソフトやフリーアプリで大丈夫なんじゃないの?」
私もそう思っていました。
今はウイルスバスターを入れていますが、そう思っていたころが少し怖いです。
なぜかというと、フリーアプリでは詐欺サイトに対応できないことが多いのが一つ。
もう一つは、間違えて似たウイルスアプリをダウンロードしてしまうと、大変なことになるからです。「無料アプリで使えるアプリ」と思い込ませて、実はウイルスアプリだったことはよくある話です。
そうなると、「あなたのパソコンはウイルスに感染しています。セキュリティ対策をしてください」などと脅され、カード番号や個人情報を抜き取られることだってあります。
実際私のケータイもおかしくなったことがありました。
セキュリティソフトを入れずにそれ以上のお金を取られてしまったということのないように、フリーソフトに頼らず、きちんとしたものを購入したほうがよいでしょう。
私が使っているのは、ウイルスバスターです。
これをスマートフォンに入れてから、クレジットカードの番号も安心して入力できるようになりました。
怪しいサイトは「このページは安全でない場合があります。」という表示が出て、事前にストップしてくれます。
ちなみに無料アプリの「Yahooスマホセキュリティ」では「悪質サイト警告」は出たことがありません。
初めに支払う金額は高く感じますですが、3年版(3台分)で1ヶ月に換算すると1台当たり119円で安心が買えると思うと、めちゃくちゃ安いです。
→ウイルスバスター モバイル iOS用(iphone用)
→Android用のウイルスバスターはこちら(Android用)
無料体験版で試してみることもできます。
もう一つおすすめできるのは、Norton。
昔使っていたのですが、少し動きの遅さが難点でした。それも最新版では改善され、年々使い勝手がよくなっているよう。
世界中の人が使っているため、ウイルス駆除には全世界から絶大な信頼があります。
3年版(3台分)で1ヶ月1台当たり128円。ウイルスバスターとほぼ変わらないですね。
→世界販売シェアNo.1ノートン
(PC・スマホ・タブレット3台用)
→ノートンモバイルセキュリティ
(iphone用・Android用共通)
さいごに

日に日に巧妙になっていくインターネット詐欺。
インターネットでの買い物は、すでに私たちの生活と切り離せないものになっていますよね。
だからこそ、悪い奴らに引っかからないよう、自分で対策をしなければなりません。
「自分は絶対大丈夫!」という思い込みがもしかしたら一番危険なのかもしれません。
「詐欺に合ってしまうかもしれない。怖いからあわないように準備をしておこう。」
こう考え、しっかり対策をしている人が、実は一番詐欺にあいにくいのかもしれません。
【↓実際詐欺にあってしまった話】
【↓偽サイトの見分け方を書いています】