
「お掃除ロボットって人気だけれど、本当に役に立つの?」
そう思ったことはありませんか?
なんとなく便利そうだなあと思ってはいても、掃除機なら既に持っているし
わざわざ買い換えるのもなあ・・・まあ、困ってないし、そのままで良いか。
私はそんなふうに思っていました。
ところが、子供が1歳になり保育園へ通い始め、私も職場復帰をすると、状況は一気に変わることに!
掃除機をかける時間が「ない」んです!!!(´;ω;`)ウゥゥ
こうして藁にもすがる思いで、お掃除ロボット「ルンバ」を導入しました。
使ってみて、
「掃除機をかけるという工程が省けるだけで、こんなに家事って楽になるんだ…」
ととにかく感動しっぱなしです。
もちろん良いことだけではないのですが、共働き家庭の我が家にとっては大満足。
そんな、お役立ち過ぎるロボット、ルンバについて、実際に使っている私が、使っているからこそ分かるメリットやデメリットを詳しく口コミしていきますね。
「本当にお値段以上の価値があるの?」に迷っている方の、何かの参考になれれば、と思っています(*^^*)
すぐ読みたいときの見出し
我が家がルンバを導入したきっかけは…
まずは自己紹介と購入に至った背景を説明しますね。
私は30代の主婦で、2歳と、0歳7ヶ月の二人の子供がいます。
現在は下の子の育児休業中ですが、下の子が生まれるまでは上の子を保育園に預け、フルタイムで仕事をしていました。
- 朝は6時半ごろに起きて、洗濯機を回す間に朝食の支度、着替え。
- 朝ごはんを食べさせて、大体8時頃に家を出ます。
- 夫はそのまま出勤し、私は子供を保育園に送りその足で出勤。
- 私は17時まで勤務し、保育園には大体17時半頃お迎えに行きます。
- 子供を連れて帰宅できるのは18時頃になり、もちろん子供はお腹減った!!と大騒ぎなので急いで食事の支度をし、食べ終わる
- ともうお風呂の時間。
- 子供はできるだけ早く寝かせてあげたいので20時にはベッドに入るようにしています。
…と、ドタバタの1日を書いてみましたが、いかがでしょうか。
おそらくもう共働きをされている方は、共感していただけるかと思いますが、
平日に掃除をする時間、本当にゼロですよね…orz
とはいえ、小さい子供がいると、とにかく家中の埃、食べかす、ごみ、産後の私の(笑)抜け毛などが気になってしょうがない…💦
大人の目線では綺麗なように見えても、赤ちゃんの低い目線で見ると、かなり床って汚いです。
育休中は、朝晩の掃除機がけ、気付いた時にクイックルワイパー、コロコロがけなど、一日中床の掃除ができたものの、仕事をしていると、そんなわけにもいきません。
子供が寝入ってから、そっとクイックルワイパーでリビングのホコリを取る程度の掃除しかできませんでした。
「土日にまとめて掃除をしよう」
そう思い、まとめて掃除機がけをするのですが、週半ばくらいには髪の毛や細かな紙くずなど、目に見えて汚くなってきます。
賃貸マンションに住む我が家の間取りは3LDKで、72平米ほど。
気になりはするものの、なかなか掃除をする時間もなく、
見えているのに、できない状態にイライライライラ
私のストレスは限界に達しかけていました…💦
そんな時、テレビCMでルンバを見かけたんです。
確か、「食べこぼしをルンバに掃除させてスッキリ!」といった内容だったと思います。
見た瞬間に、「これなら、仕事に行っている間に家中綺麗になるのでは!?」と感じました。
そして見た瞬間、私の手は、ルンバの検索(笑)。
色々調べたのち、ネット通販で当時の最新機種、ルンバ885を購入しました。
⇒現在のおすすめ機種はこちら
ルンバ以外にも、安いお掃除ロボットはいくつかあったのですが、
「小さくて吸引力が弱い」という口コミや、「コード類が絡まりやすい」といった口コミがいくつかあったため、ルンバ885を選びました。
結論から言うと、ルンバを選んで総合的には大満足です。
1年間使い続けていくと、そのうちに気になることも、出てはきたのですが、
- 「丁寧さ」(人間が掃除機をかけるよりも、よっぽど隅々まで、汚れているところは何往復もして掃除してくれる)
- 「吸引力がすごい」(ダストカップを見ては「あれ、こんなに汚れていたのか」とびっくりするほど)
ことから、悩みましたが、結局ルンバを選んで良かったと思っています。
今使っている機種が壊れたとしても、きっと次もお掃除ロボット、しかもルンバを選ぶつもりでいます。
(もうない生活には戻れません(笑))
私としては大満足で、なくてはならない相棒のような存在のルンバですが、実際にどういったところが良かったのか、気になるところとはなんなのか、次のように口コミしていきます。
- ルンバの中身・使い方紹介
- カタログには載ってない、実際の掃除範囲や動きを紹介(本当にきれいにしてくれるの?)
- お手入れ方法って面倒じゃないの?
- ルンバを買ったことで感じているメリット・デメリット
- ルンバが合う人、合わない人
- その他気になるQ&A(赤ちゃん、幼児がいる場合の注意点や、近所迷惑にならないかなど)
それでは、ぜひご覧ください!
ルンバが届いた!その中身は?

私が選んだ機種は、ルンバ885。
一般の掃除機は、バッテリー消費が激しいことが多いですが、ルンバ885は、バッテリーが6年の長寿命というところに魅力を感じ、通販で購入しました。
購入前、家電量販店の店頭でも見てみたのですが、持ち帰ろうとすると結構外箱が大きくてかさばりそうだったんです。
実際届いてみても何気にかさばったので、通販購入は正解でした。
そして、楽しみにしていたルンバ、届いたのですが、
届いたルンバの中には、
- ルンバ本体
- ホームベース(ルンバが戻る場所)
- バーチャルウォール×2(子供の寝ているところに入らせたくない場合などの、疑似壁を作るための道具)
- 交換用ダストカットフィルター×2(ゴミが入る場所にあるフィルター)
- 交換用エッジクリーニングブラシ×2(汚れを掻き入れるためのブラシ)
- リモコン
- 電源コード
- 乾電池
が入っていました。
(バーチャルウォールと交換用のブラシ、ダストカットフィルター↓↓)

何気に「交換用のブラシが、2つも付いてくるのは、嬉しいポイントだなあ」と思いました。
交換用パーツが高価な家電って多いですし、ストックがあると、万が一の時も安心です。
ルンバの使い方は?
まずは、届いたら充電をしましょう
届いてすぐ使いたいところですが、少し充電分が足りないかと思い、まず充電をしました。
ホームベース(ルンバの帰る場所)にコードをつないで、ルンバを乗せるだけで、勝手に充電が始まります。
(ホームベースはリビングの端、テレビの前に設置しました。)

そしてしばらく待つと…電池マークのランプがオレンジから緑に変わりました。
これが充電完了の合図です。
購入後すぐ、初めて使用する際は、電源に繋いで30分くらいでランプが緑になりました。
一度部屋全体を掃除して、ホームベースに戻ってからフル充電まで(掃除時間)は、3時間ほどかかります。
(掃除をしている時以外はホームにいる=充電されているので、充電時間が特に長いとは感じません。)

緑になった真ん中の「CLEAN」マークを押すと、自動でお掃除が始まります。
そして部屋を一周お掃除。

一仕事終えると、ルンバは自動でホームベースへ帰ってきます。
そしてまた、そのまま充電が開始されるんです。

始めてルンバの動きを見たとき、
思わず「かしこ~~~い!!!」と声を上げてしまいました。
ちなみに、掃除中に充電が切れてしまうと、ホームベースへ戻れず止まってしまいます。
使い初めは、家にいる状態で、どのくらい掃除できるかを実験してみるのがいいかもしれないですね。
(後で、1回の充電で「動作できる範囲」についてもお話ししたいと思います。)
余談ですが、ルンバをはじめは怖がる子供も、いるようです。
ルンバを初めて使ったとき、1歳前だった子供は、怖がってしまって大泣きしていました。
「大きな音を出して勝手に動き回る」という姿もとても怖かったみたいです…。
ですが、徐々に慣れたようで、3ヶ月もすると、全く怖がらなくなりました。
むしろ、真ん中のボタンを押すと動く・止まるというのを理解したようで、自分で押して遊んだりして、遊び道具になっています(笑)
動作時間は、50~60分ほど
3LDK、約72平米のマンション住まいの我が家をすべて掃除するのであれば、大体50分くらいで掃除が完了しました。
公式HPのスペックによると、連続動作時間は60分だそうです。
ただ掃除時間に何しては、お部屋の汚れやお掃除状況によって差が出てくるのかな?と感じています。
出がけにスイッチを入れて1時間ほど外出して帰宅するとまだ掃除していた、なんてこともありました。
我が家は、主にリビング・ダイニング(合わせて20畳ほど)のみで使用していますが、このくらいであれば30分ほどで掃除が完了します。
ルンバの掃除範囲が気になる!実態はこれ
ルンバの動きは不規則。でも、床はピカピカ
では、ルンバが本当に家じゅうきれいにお掃除してくれるのか、「動作」にクローズアップしてみていきたいと思います。
ルンバの動き…私どうやって動くのか、ジーッと観察してみたのですが、特に規則性はないようです。
はじめに大きく部屋を斜めに横切るように動き、部屋の隅、真ん中とジグザグに動いていきます。
かと思えば一直線に廊下を走り出したり。
一見、「本当に綺麗になっているの?」なんてと疑わしかったのですが、
ルンバが帰った後は、しっかり床がピカピカになっているので、心配せずとも大丈夫でした。
「汚れ具合」を感知しながら、部屋中を行ったり来たり、部屋の隅々までむらなくきれいにお掃除してくれていたようです。

出典:ルンバe5のテクノロジー
私の使っているルンバ885には残念ながらありませんが、
新しい機種(ルンバ960、980、i7など)では、スマホのアプリを利用して、ルンバの走行範囲を指定できたり、走行履歴を確認することもできます。
お部屋の形状を記憶するような機能もついているそうなので、ピンポイントである部屋だけをお掃除できたり、出先からスマホでルンバを操作できたりするようで、より便利なのかな〜と思います。
⇒2019年おすすめルンバはこちら
ルンバの実際の掃除範囲は、「1階部分全体」

では、ルンバは実際「どれくらいの広さ」をお掃除してくれるのでしょうか?
私の購入したルンバ885は、説明書には1回の充電で最大40平米を清掃できるとありしたが、
体感としては、1回の充電で、一般家庭の「1階部分」くらいなら、ゆうに掃除できると感じています。
賃貸マンションに住む我が家の間取りは3LDKで、72平米ほど。
我が家は72平米で、物置部屋の一部を除きそのほとんど、おそらく60平米ほどを毎回掃除してくれています。)
ですが逆に、2階建てのお家などで1階と2階ともに1台で掃除を完了させようと思うと、1台では厳しいかなという気もします。
もし、「1階も2階もルンバで掃除したい!」という場合は、1階用と2階用の2台用意する方法になるかと思います。
ルンバの動きが気になる!得意なところ、注意すべき箇所は?
部屋の隅は、しっかりお掃除してくれる
ルンバは丸い形なので、「部屋の端はどうやって掃除するんだろう?ちゃんと掃除してくれるのかな?」と思っていませんか?
でも、大丈夫。
ルンバは部屋の端も、しっかりお掃除してくれます。
どうやってお掃除するかというと…ルンバの裏についているエッジ用ブラシがぐるぐると回って汚れをかき出し、その汚れを吸い込んでいました。

本当、よく考えられています。
このブラシが「柔らかめ(とは言ってもへたりにくい)」なので、どんな角度の角でも綺麗になるんだと思います。
【高さがあればスイスイ】「厚み」があっても、ベッドの下やソファーの下にも「するり」と入って、掃除してくれちゃう!
ルンバは、ソファの下やダイニングセットの下にもしっかり入り込んでお掃除してくれます。
高さ10センチ以上、幅39センチ以上の空間であれば入り込む事ができます。

ダイニングの下はともかく、ソファやベッドの下って自力で掃除しようと、毎回動かして掃除しないといけないので、重労働ですもんね。
それを、何もしなくても勝手に入り込んで掃除してくれるのですから、便利としか言いようがありません。
段差もなんのその
ルンバは、1.5~2センチほどの段差なら、難なく乗り越えてお掃除をしてくれます。
リビングには、子供の遊びスペースとして1.5センチほどの厚みのジョイントマットを敷いていますが、その上にも上がって掃除してくれます。
カーペットなども、説明書によると2センチ以内の毛足のカーペットであれば巻き込んだりせず使用できるようです。

ただ、3~5センチほどの段差になると、登るのは難しいかもしれません。
一度、ルンバが玄関の段差5センチほどを降りて、土足スペースを掃除し、その5センチの段差を上ることができずに、充電を切らして力尽きていたことがあります(笑)。
手前に写っている段差が、越えられなかったもの↓↓
(後でお話ししますが、普段はバーチャルウォールを設置しているところ。)

このように、3センチ以上の段差は注意が必要ですが、ドアを開けてさえいれば、ある程度の段差なら、部屋をまたいで掃除してくれるので、とっても便利です♡
行ってほしくない場所は、バーチャルウォールでストップ!
先ほどの5センチの段差の玄関…ドアを開けていたら、廊下もしっかりお掃除してくれるのはありがたいのですが…
何も対策をしなければ、玄関に落ちて、這い上がってくることができません(´;ω;`)

こんな「ルンバに行ってほしくないところ」に設置できるのが、バーチャルウォール。
これを玄関スペースの手前に設置すると、それ以上先へは進みません。
左奥の小さな黒い機械がバーチャルウォール。15センチほどの高さです↓↓

子供が時々触って遊んでいるので、手の届かないところに置きたいのですが、
バーチャルウォールはルンバが走行する床、同じ高さの場所に設置しなくてはならないんです。
ちなみに、バーチャルウォールの使い方は簡単。
壁を作りたい方向に向けて、作りたい壁の長さ1m未満から4mまでスイッチで調節するだけ(三段階つまみがあります)。

最大横4mの壁を作れますので、一般的な廊下ほどの幅であれば片側に一つ設置「ちょこん」と置いておくだけで、大丈夫です。

ちなみに、もっと長い壁を作りたいときは、2つのバーチャルウォールを向かい合わせて使用します。
「ルンバに入ってほしくない場所」は1階部分くらいならそこまで多くはないと思いますが、
付属品にも、「バーチャルウォール(880のものはお部屋ナビ)」×2つ入っているので、届いてすぐに使用できますよ。

ちなみに、バーチャルウォール、追加で購入しようと思ったら、公式サイトからの購入だと8,000円程度、Amazonなどから並行輸入品などを購入すると4,500円程度で購入することができます(880対応のバーチャルウォール)。
子供のおもちゃは、ある程度散らかしておいてもOK
ルンバを買う前、「床に物を置いてはいけない」「子供のおもちゃを片付けるのが大変」という口コミを見ていたので、不安でしたが、
子供のおもちゃはある程度散らかしておいても大丈夫です。
ぬいぐるみやミニカー、クレヨンなど、ある程度の大きさがあり軽いものは、避けも止まりもせず、それらを押しながら進んでいました。

ブロックをぶちまけられても、急いでいる時なんかは、そのまま作動させています。
ブロックはルンバに押されてあちこち散らばりますが、巻き込んだり吸い込んだりしないので掃除には影響ありません。

つまり、「床に全く物が無い状態でないと使えない」ということはないのです。
購入前は、「床のものを完全に片付けてからじゃないと使えないなら、そんな暇ないし使ってられない!」と考えていましたが、
その不安は、「いい意味で」見事に打ち砕かれた形です。
おもちゃ類や家具の配置を変えなくても、しっかり掃除をしてくれるのは嬉しい誤算でした。
【△注意】コード類には弱い
どこでもスイスイ動き回ってくれるルンバですが…1つだけ。
「ひも状のものやコード」だけには、注意が必要。
もし絡まってしまうと、ルンバが止まってしまうんです(´;ω;`)
止まってしまうと、人の手なしでは復旧しなかったので、ひも状のものは徹底的に排除しておくことを、おすすめします。
ルンバのお手入れ方法は?週に1,2回でOKです
「ルンバのお手入れ方法、面倒なのはイヤ!毎日しないといけないの?」
と不安に思われていると思います。
でも、大丈夫。
- ごみ捨て⇒2~3日に1回程度
- フィルターのお手入れ⇒週に1,2回
で十分です。
私が使って感じているのは「少しフィルターのお手入れが面倒に感じるかな」というくらいです。
ルンバを買ってよかったと感じたメリット。生活はどう変わった?
こんな感じでルンバを使っているのですが、ルンバを購入してよかったと思う「メリット」をご紹介していきたいと思います。
①家事時間が大幅に短縮された

やはりルンバを買って、感じた大きなメリットは「家事時間が短縮された」ことですね。
これは思った以上に嬉しいことでした。
ルンバをセットしておくだけで、家に帰ってきたら、家じゅう隅々までピカピカになっているのですから。
部屋が散らかったまま出掛けて、疲れて帰ってきてもやっぱり部屋が散らかっている…。
自覚はしていませんでしたが、ルンバを買ってから、
「私、知らないうちに、掃除に対するストレスをため込んでいたんだ…」と、再確認しました。
共働きになってからというもの、育児や掃除以外の家事に追われて、掃除機をかける余裕もありませんでしたから。
それがルンバが来てから、家事の時間が圧倒的に短縮され、精神的にかなり楽になりました。
「格安のお手伝いさん」を一人雇っているようなものです(笑)。
②イライラせず、子供に優しくできるようになった!

「家事の時間が減った」ことは、子供への接し方にも、変化を及ぼしました。
これは、自分で思っていた以上のメリットでしたね。
冒頭でお話ししたように、「落ちている髪の毛やごみが見えるのに、毎日仕事と家事でばたばたし、掃除する時間がない…」と、ルンバが来る前は、イライラしっぱなしでした。
子供が食べこぼしたパンくずやご飯粒など、イライラしながら拾ったり拭いたり…
恥ずかしながら、仕事に復帰して余裕をなくしていた私は、
朝食の時「こぼさず食べてよ!」などと、1歳の子供に言ったって仕方ないことを、大きな声で言ったりしていたんですよね。
でも、ルンバが来てからは、家を出る前にルンバのスイッチを入れるだけで、帰ってきたら床は綺麗になっています。
ルンバを使うようになってからは、「自分が片付けなくて良いんだ!」という気持ちの余裕が生まれ、
子供に怒鳴ることもなくなり、穏やかに食事を摂ることができるようになりました。
もうルンバがない生活には戻れないくらい、お世話になっています。
ルンバは、液体や水気の多いものは吸い込む事ができません。
ですが、ご飯粒などのちょっとした湿り気のある食べこぼしくらいなら、ルンバが軽々吸い取ってくれますのでそのままにしています。
ご飯粒やパンくずなどの食べこぼしは、「ローラーにくっついてしまう」といったこともありませんでした。
液体以外はどんなゴミでも吸い取ってくれるので、本当に便利です(*^^*)
③手の届きにくいところも掃除してくれるので、とってもラク!
我が家には2歳と0歳の子供がおり、ソファやベッドは安全のためロータイプのものを使用しています。
自分でソファやベッドの下を掃除しようとすると、かなり腰をかがめなければいけない上に、奥まではとても届かないので、重いソファやベッドを動かす必要があるんです…。
とてもじゃないですが、時間がない中で、毎回ベッドやソファーを動かしてなんかいられないですよね。
(うちも、ベッド下やソファー届かないところの掃除は2週に1度くらいしかしませんでした。)
でも、ルンバはそんな掃除のしづらい、ソファやベッドの下などの隙間にも入り込んで、掃除をしてくれる!

この重労働を、何の手間もなく毎日やってくれるのですから、満足度は相当なものです。
ちなみに、ダイニングテーブルやダイニングチェアの間にも入り込んで掃除してくれますので、家具の配置なども特に変えなくて大丈夫でした。
余裕がある日はダイニングチェアをテーブルの上に上げてから作動させますが、下ろしたまま使っても、しっかり脚の間のゴミを取り除いてくれていますよ(*^^*)

「ルンバが椅子を押してしまって、思わぬ事故が起きたりしないの?」と、心配になるかもしれません。
でも意外に大丈夫なんですよ。
それは、ルンバには、障害物を感知するセンサーと「ソフトタッチバンパー」というガードのようなものがついているから。
仕組みとしては、まず、センサーが椅子の脚を感知し、ルンバの動くスピードを落とします。
その後、「ちょん、と椅子の足に当たるのですが、次にソフトタッチバンパーで衝撃を和らげてくれる」という仕組みになっています。
ですから、椅子を押して動かしてしまうことはほぼなく、事故の心配もないですよ(^^)。
④子供も進んで片付けてくれるようになった

「子供のおもちゃ」なんかも、ルンバは押して進んでくれるので、神経質に片付ける心配はありません。
とはいえ、散らかし放題にされるのも困るので、
子供には「ルンバさんが〇〇を食べちゃうよー。」などと声がけをして拾わせたりしています。
すると、ルンバに押されておもちゃが方々へ行ってしまうのを追いかけて拾ったり、
押される前に先回りして拾ったりすることが、ゲームみたいで楽しいのか、そう声を掛けると、進んで片付けをしてくれるようになりました。
声掛け一つで、子供が片付けるようになってくれたので、親としても気持ちがとっても楽です。
⑤片付けの習慣がついて、部屋がきれいになった

床が綺麗になるばかりでなく、全体的に部屋が片付きました。
少しでもルンバに広い面積を掃除してもらうために、
床にものを放置することが少なくなり、「片付ける」習慣がついたからです。
ルンバ導入前は、畳んだ洗濯物もすぐしまわず、ついつい放置してしまったり、カバンを置きっぱなしにしてしまったりしてしまっていました…。
床にものが雑然とあると、部屋全体が散らかって見えます。
片付ける癖がついたことで、部屋も以前に比べてきれいになりました。
(突然の来客の際も、棚の上のものをちょこっと片付けるだけでOKです。)
とはいえ、「片付け」が習慣になるまでは、正直それを少しだけ面倒に感じていた時期もありました。
ですが、「カバンはポールにかける」などを、たった一度習慣づけてしまえば、そこに物を戻すだけで、むしろ翌日使うときには、「探す手間が省ける」んですよ。
逆に、一度片付けておく方が、効率がいいことに気づきました。
「共働きで疲れ切って、家では何も考えたくないよ〜、掃除なんて自分でできないよ〜」という状態の私にとっては、むしろ「どこに何があるか分かりやすく」なって、「時短」になりましたね。
一瞬で済む片付けをするだけで、ルンバが掃除してくれる範囲がグッと広くなるし、探し物も一瞬で見つかるようになったので、逆に「片付ける」習慣を付けてくれたルンバに感謝ですm(__)m。
⑥日中稼働できるようになったので、近所迷惑をそこまで考えなくなった
ルンバを購入するまでは、私も共働きで日中掃除機をかけることができませんでした…。
どうしても汚れが気になる時だけは、「申し訳ない!」と思いながらも、朝や夜に掃除機をかけたりしていたんですね。
苦情が来たことはないですが、「もしお隣さんまだ寝てたら悪いな~」とか、「夜にはテレビ見てくつろいでるかも💦」とか、考えてしまって…。
ですが、ルンバがあれば、仕事で家を空けていても「迷惑にならない時間帯」を選んで使うことができます。
家を出るタイミングでスイッチを入れて出かけることもできますし、ルンバにはスケジュール機能もついています。

スケジュール機能で日中に設定していれば、確実に、音が迷惑にならない時間帯を選んで使うことができます。
⇒ルンバの音ってうるさい?
ルンバを使ってみて感じた「もう少し頑張ってほしい点」とは?
とにかく私のQOLを上げてくれたルンバですが、もうちょっとこうだったらな、と思った点もいくつかあります。
例えば、チャイルドロックがないこと。
導入当初こそ子供はルンバを怖がって近寄らなかったのですが、慣れるにつれ自分でスイッチを入れるなどのいたずらをするようになりました。
スイッチが入っても掃除されるだけなので大きな問題はないのですが、下の子のお昼寝中にやられるとびっくりして起きてしまったりするので、
できればロックなどあれば良いな、と思います。
⇒赤ちゃんや子供へのルンバの対策方法とは?
また、コードが絡まると復旧できないのも、留守中メインで使用する身としては少々困りものです。
とにかくコード類は床に垂らさないように気をつけていますが、時々、夫の脱ぎ散らかしたパーカーの紐などに絡まって止まっていることがあるんですね・・・
これ、ルンバのせいではないですが。
ルンバが合う人、合わない人
ルンバが合う、迷っているなら是非導入すべき!な人は

- 毎日掃除機をかけたいけど、時間がなくてイライラしている人
- ずり這いやハイハイなど、床に近いところで生活する赤ちゃんがいて、床を清潔に保ちたい人
- 「子供の食べこぼし」や「砂汚れ」などにイライラせずに過ごしたい人
- 掃除という家事自体があまり好きではない人
特に共働きで、お子さんがいるご家庭では、導入しない理由がない!ってほど、私としてはオススメです。
私も子供が生まれる前までは、そこまで部屋のほこりを気にしていませんでしたし、
ですが、小さい子供は大人が思っている以上に、「部屋の汚さ」の影響をもろに受けます。
ハウスダストやダニなどのアレルギーの心配もあるので、0歳の赤ちゃんや2歳の幼児がいる我が家では、あると大変便利だと感じています。
ルンバは合わないかも?な人は
- 気になる所だけ、掃除をしたい人
- ソファの上、階段など高さのあるところを、重点的に掃除したい人
- 床のものを片付けたくない人
「合わない人」というのはあまりいないと思いますが、お掃除好きな方はルンバをわざわざ導入する必要はないのかな、とも思います。
ルンバについて、その他気になることをお伝えします
Q.どれくらいのものを吸い込んでくれる?髪の毛は?
ルンバ885では、直径2センチくらいの紙くずは、詰まらずに吸っていました。
また、床に落ちた長い髪の毛も、絡まることなくきれいに吸い込んでくれますよ。
Q.家具や壁、フローリングを傷つけることはある?
これ、私も購入前に気になっていたのですが、
うちでは「家具や壁、フローリングに傷がついていた」ということはありませんでした。
というのも、ルンバ本体は結構重量があります(3.8キロだそう)が、家具や壁に近づくとセンサーで自動的に制御されスピードが落ちるようです。
また、本体の周りにソフトタッチバンパーというカバーがついていて、これが「ふわっ」と壁や家具に当たるおかげで、傷がつくほどの衝撃にはなりません。

足元で動作した時にわざとぶつかってみたのですが、全く痛くもなく、当然、怪我などもしませんでした。
また、フローリングも当然傷ついていません。
裏側を見てみても、傷つく要素はありませんね。

Q.赤ちゃんや子供(幼児)が怪我したりしない?
これも、赤ちゃんがいるご家庭で購入を検討されている方は、かなり気になると思います。
結論としては、「そこまで気にしなくても大丈夫」です。
というのも、壁などを傷つけないためのソフトタッチバンパーは、人にも有効だからです。
障害物があってもよけてくれないですが、あたりはかなりソフトです。
私の子供も、しょっちゅうじゃれてルンバにぶつかったりしていますが、怪我をしたことはありません。
ただ、やはりブラシが回転している以上、巻き込まれる可能性がゼロではないので、
掃除中赤ちゃんは、ベビーベッドやベビーサークルの中に避難させておく方が、安心だと思います。
⇒赤ちゃんや子供の安全が心配その対策は?
Q.ピンポイントの掃除はできないの?
ルンバは、実はピンポイントでも掃除をさせることができます。
「spot」というスイッチを押すと、1メートル四方ほどの範囲を重点的に掃除してくれます。
一番右のボタンがspotボタンです↓↓

これは、キッチンで粉物をこぼしてしまった時などに、かなり便利でした。
また、リモコンを使用すれば、ルンバを思う通りの方向へ操作できます。
子供が物をこぼして、手が離せない時にも使えそうです(*^^*)
Q.バッテリーの寿命はどのくらい?
家電量販店では、ルンバ885のバッテリーは長寿命なので5~6年は持ちますよと説明されました。
実際、すでに3年ほど週に4~5回、各1時間使用していますがまだまだバッテリーの劣化は感じません。
ちなみに、劣化が目立ってきた場合は、予備を購入できます。
価格は公式だと12,960円と、少々高価な印象ですが、Amazonなどの互換バッテリーなら、2,000円代で買えたりします。
互換性のバッテリーは、別の掃除機のもので持っていますが、問題なく使えているので、予備に1つ持っておいてもいいかもしれません。
Q.ルンバの電気代はどれくらい?
購入時、家電量販店で聞いた情報によると、充電にかかる電気代は1時間約1円くらいとのことでした。
毎日フルで3時間充電するとして、1円×3時間=3円。3円×30日=90円。
充電していないときにも多少の待機電力が発生していると思われるので、充電時間を考えると月約100円という感じでしょうか。
ちなみに、ルンバに変えてから電気代が高くなったという気は全くしません。
Q.予約(スケジュール)機能は使用している?
ルンバ885では、一応曜日ごと、何時何分に起動する、という設定が可能です。
私は家を出るときにスイッチを押してそのまま出発しますので、正直使ってはいませんが、
「朝バタバタする」「毎日出勤時間が一緒」という方は、セットしておくと、掃除のし忘れがないので、便利な機能だと思います。
Q.スマホ連携は使っている?外出先からの操作は可能?
ルンバ885にはスマホ連携機能はありませんので、使っていません。
外からルンバの動きを見れたり、ルンバを動かしたりできるようですが、
正直「スケジュール機能」を設定しておけば、それで十分だと感じています。
Q.動作音は?近所迷惑になったり、赤ちゃんは起きたりしない?
ルンバは思った以上に、大きな音がしました。
正直私は、一般的な掃除機よりモーター音が大きく感じます。
玄関のドアを閉めると中で動いている音は聞こえないので、近所迷惑になる程ではないと思いますが、
できれば日中に使用した方が、騒音などは気にならないと思います。
また、赤ちゃんが寝ている時間も、避けたほうがよさそうです。
⇒ルンバの音
まとめとルンバの総評

ルンバの総評:
ルンバ885について、使い方やメリットとデメリットを口コミしてきましたが、我が家はルンバに星を上げるとしたら★4.5です。
高価な家電なので、初めは「オーバースペックかな?」と悩まれる方も多いと思います。
ですが、実際使っている私から言えることは一言。
もっと早く使っておけばよかった。
正直共働きとか関係なく、思った以上に家事のストレスが減りますよ。
実際、私はルンバを導入してから掃除のほとんどの手間が省けたことで、かなり心にゆとりを持てました。
床にゴミが落ちていないってとっても気持ちが良いものです。
せかせかと掃除をしなくて良くなったので、子供にも、もちろん夫にも、優しくなれた気がします。
もっとも、夫は「ルンバの方が掃除できる分役に立つよね」などと言われるので少々傷ついているようですが(笑)。
ただ、我が家はルンバ885を持っているのですが、今回口コミを書きながら、やっぱりダストカップが水洗いできた方が良いな、とか、自動でごみ捨てできたらな、家具にぶつからないルンバが良いな、などと改めて思いました。
最新の機種(ルンバi7+)には、ダストカップのゴミ捨ても自動でしてくれる機能もあるらしいですよ。
もし今、共働きの我が家が選び直すなら、少しでもごみ捨ての手間が省けるi7+。
少し値段はしますが、2~3万の差で毎日の掃除の手間が省けるなら、確実にこれを選びますね。
(思った以上に、ごみ捨ては少し手間です…。)
最後に、ルンバを買うならどこで買うのがお得なのか、まとめておきます。
家電量販店や公式HP、アマゾン、楽天などで購入できますよ。
どこで購入しても正規販売店ですし、価格は同じなのにポイントが貯まる分、Amazonや楽天がお得かと思います。
アイロボット公式ストア | Amazon | 楽天 | |
ルンバ885 (今回のレビュー) |
× (取り扱いなし) |
(送料無料) |
(送料無料) |
ルンバe5 (リーズナブルな機種) |
(送料無料) |
(送料無料) |
(送料無料) |
ルンバi7+ (最新機種・自動でお掃除) |
(送料無料) |
(送料無料) |
(送料無料) |
販売業者 | 正規販売店 | 正規販売店、その他販売店 | 正規販売店、その他販売店 |
返品保証 | 未開封未使用の場合、8日以内 | 未使用未開封の場合、30日以内(正規販売店) 出品者による(その他販売店) |
未使用未開封の場合、8日以内(正規販売店) 出品者による(その他販売店) |
ルンバは、並行輸入品や、劣化品の偽物が横行しています。
正規販売店で購入しなかった場合、修理やメーカー保証を受けられない場合があるので注意してください。
アイロボット公式ストア、Amazon公式ストアは正規販売店です。
(Amazonで販売されているものも、公式ストアとそうでない出品者が混じっているので、購入の際は注意してください。)
(参考)アイロボット認定販売店一覧
⇒ルンバの機種の違いとおすすめはコレ